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有機変性シリコーンを主成分とした、最新技術の機能性展着剤です。シリコーンは水の表面張力(通常72mN/m)を約20mN/mまで下げることができ、通常の展着剤(40〜50mN/m程度)を大きく凌駕する『超拡展性』を誇ります。 代表的な製品には「ブレイクスルー」「まくぴか」などがあります。わずかな量で広範囲をカバーでき、毛じ(トリコーム)の多い葉裏や、入り組んだ樹冠内部など、通常の展着剤では薬液が届きにくい場所への到達性に優れています。少量散布・減農薬を目指すプロの農家や、緻密な防除が必要な盆栽愛好家に注目されています。
シリコーン特有の超低表面張力が生み出す効果は、従来の展着剤とは次元が異なります。 ・超拡展性:1滴の薬液が通常の展着剤の3〜5倍の面積に広がります。葉の表面を薄く均一にコーティングし、散布ムラを大幅に削減します ・葉裏浸透:超低表面張力により、毛じ(トリコーム)の隙間を通り抜けて葉裏まで薬液が到達します。ハダニ・アブラムシ・コナジラミなど葉裏に棲む害虫への到達率が飛躍的に向上します ・気孔浸透:植物の気孔(直径10〜30μm)を通じて薬液が内部に浸透し、浸透移行性薬剤の吸収効率を大幅に高めます ・少量散布:従来の展着剤の半分以下の薬液量で同等以上の防除効果が得られるため、散布時間と薬剤コストを削減できます 盆栽の密な樹冠内部や、針葉の間に潜む害虫への薬剤到達に特に威力を発揮します。
【液ダレに注意】拡展性が非常に高いため、通常の散布量では薬液が広がりすぎて葉先からボタ落ちしやすくなります。散布量は通常の7割程度に減らし、霧が細かいノズルを使用してください。 【泡立ち対策】シリコーン系は泡立ちやすい性質があります。タンクミックスの際は展着剤を最後に静かに加え、激しく撹拌しないでください。 【混用の注意】 ・マシン油乳剤との混用は薬害リスクが高いため避けてください ・石灰硫黄合剤との混用も禁止です ・一般的な殺菌剤・殺虫剤との混用は問題ありませんが、初回は少量でテストすることを推奨します 【薬害リスク】超浸透性ゆえに、以下の条件では薬害が出やすくなります。 ・新芽の展開直後(組織が柔らかい) ・高温乾燥時(35℃以上) ・樹勢が極端に弱った樹 ・花弁への直接散布(花弁の変色・萎れの原因) 【盆栽での使い方】五葉松や真柏など針葉が密に詰まった樹種で、葉の奥に潜む害虫(ハダニ・カイガラムシ)を狙い撃ちする際に最適です。散布量を控えめにし、朝夕の涼しい時間帯に使用してください。殺ダニ剤や殺虫剤との組み合わせで効果を最大化できます。