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ナシマルカイガラムシ
体長: 1.5〜2 mm
半翅目カイガラムシ上科マルカイガラムシ科に属する吸汁性害虫。介殻の直径は約1.5〜2mmで、灰白色の円形で中心にオレンジ色の殻点がある。枝や幹の表面に固着して師管液を吸汁し、殻の下で生活するため薬剤が直接届きにくい。重症化すると枝の一面に密生して樹勢が著しく低下し、排泄物(甘露)によるすす病を誘発する。名前の通りナシに多いが、盆栽ではリンゴ、ウメ、サクラ、カキ、カエデなど幅広い樹種に発生。幼虫の孵化直後(移動期)が最も効果的な防除時期で、5〜6月にマシン油乳剤や浸透移行性殺虫剤を散布する。休眠期の冬季にもマシン油乳剤散布が有効。固着した成虫は歯ブラシなどでこすり落とすことも可能。【関東】被害が多い時期:5月〜9月(幼虫移動期は5〜6月)。活動気温の目安:20〜28℃。