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ナシグンバイ
体長: 3〜4 mm
半翅目グンバイムシ科に属する吸汁性小型害虫。体長3〜4mmで、透明感のある羽の模様が日本の伝統的な「軍配(ぐんばい)」の形に似ていることからこの名がある。ナシやリンゴなどのバラ科果樹の重要害虫だが、その他サクラ、ウメ、ボケ、カエデなどの盆栽樹種にも広く寄生する。主に葉の裏側に群生して吸汁し、被害葉の表面には多数の白や黄色の小さな斑点(吸汁痕)が無数に現れ葉全体が白っぽくかすり状・退色状態となる。葉裏には黒いタール状の小さな糞が点々と付着するのが特徴で、ハダニ被害との見分けになる。深刻な場合は早期落葉や樹勢の著しい衰弱をもたらす。風通しの悪い場所で多発しやすい。発見次第、スミチオン等の有機リン系やネオニコチノイド系殺虫剤を葉裏までしっかり散布して防除する。冬季の粗皮削りも成虫の越冬場所を減らすため有効。【関東】被害が多い時期:5月〜9月(年数回発生、夏場に多発)。蔓延しやすい時期:風通しが悪い高温期。活動気温の目安:20〜28℃。