赤玉土
Akadama関東ローム層から採取される粒状の火山灰土。適度な保水性と排水性を兼ね備え、盆栽用土の基本となる。粒が崩れやすいため定期的な植え替えが必要。
保肥力が比較的高く、置き肥の成分をよく保持する。標準的な施肥量で問題ない。古くなると粒が崩れて排水性が低下し、肥料成分の偏りが起きやすくなるため、植え替えサイクルを守ることが重要。

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用土の種類によって保肥力(CEC)が異なり、施肥の量や頻度を調整する必要があります
CEC(Cation Exchange Capacity)とは、土壌がどれだけ肥料成分(陽イオン)を保持できるかを示す指標です。 CEC が高い用土は肥料成分をしっかり蓄え、灌水で流れにくい特徴があります。
盆栽では鉢が小さく用土量が限られるため、用土の CEC は施肥戦略を左右する重要な要素です。 CEC が低い用土では施肥頻度を上げるか、CEC が高い用土を混合して保肥力を補います。
関東ローム層から採取される粒状の火山灰土。適度な保水性と排水性を兼ね備え、盆栽用土の基本となる。粒が崩れやすいため定期的な植え替えが必要。
保肥力が比較的高く、置き肥の成分をよく保持する。標準的な施肥量で問題ない。古くなると粒が崩れて排水性が低下し、肥料成分の偏りが起きやすくなるため、植え替えサイクルを守ることが重要。
栃木県鹿沼市近郊で産出される軽石質の火山灰土。酸性が強く、保水性に優れる。皐月(サツキ)やツツジなど酸性土壌を好む樹種に最適。
酸性が強いため、アルカリ性に傾く石灰系肥料は避ける。有機肥料との相性が良い。鉄やマンガンの可給性が高いが、リン酸が固定されやすいため、骨粉など有機態リン酸の併用が効果的。
群馬県桐生市周辺で産出される硬質の砂礫。排水性に極めて優れ、粒が崩れにくい。松柏類の用土として定評がある。
保肥力が低いため、施した肥料成分が灌水で流れやすい。置き肥を多めに配置するか、液肥の頻度を上げて補う。一方で肥料焼けのリスクは低く、初心者にも扱いやすい。
富士山麓の火山性砕屑物(スコリア)。黒色で重く、排水性が極めて高い。鉄分を多く含み、根の発達を促す効果がある。
保肥力がほとんどないため、肥料成分の流亡が激しい。有機固形肥料を多めに設置し、補助的に液肥を併用するのが効果的。単用よりも赤玉土との混合で保肥力を補う使い方が一般的。
宮崎県で産出される多孔質の軽石。優れた通気性と適度な保水性を持ち、根腐れ防止に効果的。粒が硬く崩れにくい。
多孔質構造が肥料成分をある程度保持するため、標準的な施肥量で管理できる。通気性が良く根が健全に発達しやすいので、肥料の吸収効率も良好。排水が良いため梅雨時の肥料腐敗も起きにくい。
火山性の多孔質軽石。極めて軽量で排水性に優れる。大型盆栽の鉢底石や、排水改善のための混合材として使用。
保肥力がほとんどないため、軽石の割合が多い用土配合では肥料成分が流亡しやすい。他の保肥力のある用土(赤玉土等)と混合し、施肥頻度を増やして対応する。
用土配合は施肥計画と一体で考えます。保肥力のバランスを意識した代表的な配合例です。
赤玉土 6:桐生砂 3:富士砂 1
排水性を重視しつつ赤玉土で保肥力を確保。松柏類は過湿を嫌うため砂系を多めに配合。施肥は標準〜やや多めで管理できる。
赤玉土 7:桐生砂 2:腐葉土 1
保水性・保肥力を高めに設定。雑木類は水分と肥料を多く必要とするため赤玉土の比率を上げる。腐葉土で微量要素も補給。
鹿沼土 8:日向土 2
酸性土壌を好む樹種に最適な配合。鹿沼土の酸性とリン酸固定を考慮し、有機態リン酸の施肥が重要。
赤玉土 6:日向土 2:腐葉土 2
開花・結実にはリン酸の安定供給が必要。赤玉土と日向土で保肥力と通気性のバランスを取り、腐葉土で微生物活性を高める。