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コラム一覧

真夏のホルモン管理 ─ 高温ストレスと盆栽の夏越し

2026/4/18

35℃を超える猛暑日が続くと盆栽は深刻な高温ストレスに晒されます。植物ホルモンの視点から夏越し管理を解説します。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 高温ストレスとABA ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 高温下では葉からの蒸散が急増し、根の吸水が追いつかなくなります。根はABAを急速に合成し、気孔閉鎖を誘導して水分損失を防ぎます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 熱ショックタンパク質(HSP) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 植物はHSPを合成して既存タンパク質を保護します。HSP合成にはエネルギーが大量に消費されるため、この時期の施肥は避けるべきです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ 夏越しの実践管理 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ・遮光(30〜50%)で葉温上昇とABA過剰蓄積を軽減 ・朝夕の水やりで根圏温度を下げる ・真夏の施肥は中断 ・猛暑時の植替え・剪定は厳禁