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ジベレリンと節間制御 ─ 締まった樹形の作り方

2026/4/18

盆栽の美しさは「節間の短さ」に大きく左右されます。節間伸長を制御するジベレリン(GA)のメカニズムと、GA活性を抑える盆栽技法を解説します。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ ジベレリンと節間伸長 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ GAは茎の節間伸長を強力に促進するホルモンです。GA濃度が高いほど節間は長くなり、盆栽では「間延び」として忌避される状態になります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ GA/DELLAシグナル経路 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ DELLAタンパク質は成長抑制因子として機能します(Hedden & Thomas 2012)。GAが存在するとDELLAが分解され成長が促進されます。盆栽の「締まった樹形」はDELLA優位の状態に相当します。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ GA活性を抑える盆栽技法 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【十分な日照確保】日照不足はGA合成を促進し徒長の原因になります。 【リン酸優位の施肥】窒素過多はGA合成を促進します。 【芽摘みのタイミング】新芽が伸び始める初期段階での芽摘みはGA合成部位の除去として有効です。