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置き肥の正しい置き方 — 量と位置の考え方

2026/4/18

「置き肥」は盆栽で最も基本的な施肥方法です。固形の有機肥料を鉢土の表面に置き、水やりのたびに少しずつ栄養分が溶け出して根に届く仕組みです。 置き肥の量は鉢のサイズによって調整します。一般的な目安として、小品盆栽(〜15cm鉢)は1〜2個、中品盆栽(15〜30cm鉢)は2〜4個、大品盆栽(30cm鉢〜)は4〜6個程度です。ただし樹種や生育状態によって加減が必要です。五葉松のように肥料を嫌う樹種は少なめに、欅のように肥料を好む樹種はやや多めに設定します。 置く位置は幹から離し、鉢縁に近い場所が基本です。幹のすぐ近くに置くと、濃い肥料成分が幹を傷める原因になります。また、鉢の前後左右に均等に配置し、偏りがないようにします。小さな鉢受け皿や専用のカゴに入れて置くと、崩れた肥料が用土の表面を汚すのを防げます。 交換の頻度は月1回が目安です。古い肥料は形が崩れて効果が薄れているため、きれいに取り除いてから新しい肥料を置きます。梅雨入り前と真夏は肥料を完全に取り除き、施肥を休止します。秋(9月頃)から再開し、11月まで続けるのが一般的です。 植え替え直後の樹には施肥しないでください。根が傷んでいる状態で肥料を与えると、浸透圧の関係で根がさらにダメージを受けます。最低1ヶ月は空けてから施肥を開始します。