液体肥料(液肥)は、置き肥の補助として盆栽管理に活用できる便利な施肥方法です。正しい使い方を理解しましょう。
液肥の最大のメリットは速効性です。水に溶けた状態で根に届くため、施肥後数日で効果が現れます。欠乏症状の改善や、生長期の追加的な栄養補給に適しています。
希釈倍率は必ず守るか、盆栽ではむしろ「薄め」に調整します。規定倍率の1.5〜2倍に薄めて使うのが安全です。草物・山野草では規定の2〜3倍に薄めます。「薄くて回数多め」が盆栽の液肥使用の基本原則です。
施肥のタイミングは、朝の水やり後(根が十分に水を吸った状態)か、夕方が適しています。日中の高温時に施すと、用土表面で液が濃縮されて根を傷める危険があります。真夏に使う場合は必ず夕方に。
液肥の頻度は生長期に月2〜4回が目安です。置き肥と併用する場合は月1〜2回程度に減らし、肥料過多にならないよう注意します。置き肥なしで液肥のみの管理も可能ですが、効果の持続が短いため施肥頻度を上げる必要があり、手間は増えます。
注意点として、液肥は根を傷めるリスクがあるため、植え替え直後の樹には使用しないでください。根が活着し、新しい白根が出てから開始します。
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